4日、T2リーグ第15節駿台学園高校対大成高校の試合が大井埠頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場で行われた。
駿台学園高校は14試合を終えて7勝4敗3引き分けで勝ち点24の3位。対する大成高校は1試合少ない13試合を終えて7勝6敗の勝ち点21で4位。
どちらも昇格に向けて負けられない試合に臨んだ。
試合開始とともに両者前線からの激しいプレスの掛け合いでロングボールでの攻防が続く。
先に仕掛けたのは4-2-3-1のフォーメーションを敷く駿台学園。左からのクロスに9番・植山聡太には惜しくも合わず。
対する4-4-2のフォーメーションの大成高校も6分に14番がやや遠目からシュートするが枠を捉えきれず。
一進一退の攻防が続く中、15分を過ぎてペースを握ったのは大成。18分には10番が左サイドから切り込んでシュート。惜しくも外れるが、これ以降、細かいパスを繋げるようになり、駿台学園のゴールに迫る。ただ、なかなかシュートまで持ち込めない。
そうこうしているうちに今度は駿台学園が徐々にペースをつかみなおしてくる。27分、10番がドリブル突破からのシュート。これは決定的だったが枠を外れる。30分以降は駿台学園が植山を中心に攻め立てるがゴールならず。
前半は両者決め手を欠いたまま無得点で終了。勝負の行方は後半に持ち越された。