T2リーグ第7節、駿台学園東海大高輪台が行われた。4月に入り2連勝、このまま連勝を伸ばしたい駿台学園と、ここまでTリーグ2連敗。ずるずる行かないためにも連敗を止めたい東海大高輪台。両校とも上位を追いかけるため、そして下位に追いつかれないために負けられない戦いとなった。

 中盤から激しいボールの奪い合い。キッチリと人数をかけた守備で、両チームとも攻めあぐねなかなかシュートで終われない。そんな中、駿台学園が素早いサイド攻撃を駆使し、東海大高輪台DF陣を少しずつ引きずり出していく。

 そして17分、駿台学園15番・平野将から送られた東海大高輪台ゴール前へのボールに7番・佐々木裕太が飛び込みシュート。ゴール右隅へ決め、先制する。
 その後も精力的にゴールを狙う佐々木に対し、東海大高輪台2番・飯野克憲がしっかりと張り付きケア。自由にさせない。

 駿台学園ペースで試合が進む中、駿台学園の何気ないバックへのスローインを東海大高輪台11番・畠中一樹が素早くカット。DFを慌てさせる。その後やや強引とも思えるドリブルで駿台学園DF陣を引きずってシュート。嫌な流れを払しょくしようと気迫を見せる。
 前半は1対0で駿台学園がリードして終了する。

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