5月4日、T2リーグ第8節、都立東久留米総合と都立駒場の対戦が都立東久留米総合高等学校グラウンド行われた。
この2校と言えば、先日、4月26日に行われた関東高校サッカー大会東京都予選の準決勝での対決が記憶に新しい。その時の結果は、都立駒場が勝利し関東大会への切符を手にすることとなった。都立駒場はまた勝利し、3日の決勝に向けさらに弾みをつけることはできるか。そして都立東久留米総合はリベンジなるか。注目の一戦は快晴の中行われた。
試合は序盤都立駒場ペース。
中盤でボールを奪い足元で素早くつなぎ、都立東久留米総合陣地に攻め入る。左サイドを駆け上がり、だが、最後のシュートまではいい形がつなげない。都立東久留米総合ディフェンス陣の、ポイントを押さえた守備に中途半端なシュートで終わるケースが増え、時間が経つにつれ、縦パスも通らなくなってくる。
そうして迎えたアディショナルタイム、都立駒場は右からのコーナーキックのチャンスを得る。ゴール前、8番・小松謙祐がヘディングで折り返したところを19番・奥谷康平がこれまたヘディングでシュート。遂にゴールネットを揺らした。前半終了間際という良い時間に先制を果たすこととなり、都立駒場が1点をリードして前半を折り返すことになった。