後半立ち上がり早々、東京実業が積極的に攻める姿勢を見せる。両サイドからの速い攻撃に加え、自分でドリブルで中央へと仕掛ける動きも出てきた。
 徐々にボールの支配率を上げ、ゴールを感じさせる動きを見せる東京実業。だが、中盤での守備の意識もしっかり持っていた大成。10番・梶原陽を中心にフィールド狭しと走り回る献身的な守備を見せ、東京実業にリズムを作らせない。

 大成は85分、右サイドから10番・梶原陽がゴール前、ぽっかり空いたスペースへとボールを送る。中央で待ち構えていた14番・濱川海人がこれに反応。力まずゴールに流し込み、試合を決定づける追加点を奪った。

 もう攻めるしかない東京実業は、立て続けにクロスを上げ、シュートを放ち、次々とゴール前にボールを繰り出していく。だが集中力を切らさなかった大成GKが都度冷静に対処。ゴールを割らせない。結局そのまま2対0で大成が勝利。東京実業は後半見せたその積極性を早い時間帯から見せていればあるいは、という少々もったいない試合でもあった。次節以降、気迫をどこまで出せるかに注目だ。