飯塚円陣(写真=中倉一志)
だが、この展開は福大若葉の思惑通り。得点さえ与えなければ勝機はある。そんな想いが一つひとつのプレーから伝わってくる。延長戦に入ってからも集中力を切らさない福大若葉は飯塚にシュートを打たせず。そしてPK戦に持ち込むと、飯塚が2本外したのに対し、福大若葉は4人全員が成功。決勝戦進出を決めた。
福大若葉はサッカー部創立4年目にして初の決勝進出。今大会では3回戦で東海大福岡、準々決勝では筑陽学園と強豪を破り、準決勝でも第101回全国高校サッカー選手権16強の飯塚を下した。残る強豪は決勝戦で待つ東福岡。持ち味の勝負にこだわる姿勢で初タイトルを取りに行く。
(文・写真=中倉一志)
▽令和4年度福岡新人戦(新人選手権大会)
令和4年度福岡新人戦(新人選手権大会)