藤枝東が5ゴール奪い8強進出!静清は好機作るも決定力を欠く

ゴールを奪い喜ぶ藤枝東の選手たち

 1月21日、令和4年度静岡新人戦(新人選手権大会)3回戦が行われ、高松宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ2022静岡Cリーグ所属ながらも、2回戦では高松宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ東海 2022を戦った“格上”の常葉橘を2-1で下し3回戦へと勝ち上がった静清と、プリンス東海所属で、第101回全国高校サッカー選手権静岡予選準優勝の藤枝東が対戦した。

【フォトギャラリー】静清 vs 藤枝東

 試合は静清のキックオフで開始されると、両チームともに序盤からチャンスを作り出す展開。藤枝東は2分、左サイドらのクロスにFW11江口立樹(2年)がシュートを放ち静清ゴールを脅かすと、静清は4分、ゴール前でボールを持ったMF日比谷璃空(2年)がシュート。しかしこれは藤枝東GK1藤崎蒼葉(2年)の正面に。

 藤枝東は6分、静清ゴール前までボールを運ぶと、MF8中東晴哉(2年)がシュート。しかし静清GK松永龍磨(2年)にセーブされ得点には至らない。8分は静清。ゴール前やや左でMF11小玉斗己(2年)がシュートを放つも藤枝東GK藤崎がクリア。さらにCKのチャンスを作るもゴールには至らない。

 すると藤枝東は11分、ゴール前でMF中東からFW江口へのパスが通ると、江口がシュート。ボールはネットを揺らし藤枝東が先手を取る。さらに藤枝東はFW10良知英祥(2年)がスピードとキレのあるドリブルから再三静清ゴール前に迫るも、静清の粘り強いディフェンスの前に追加点は奪えない。

 しかし藤枝東は30分、FW江口が左サイドを打開し中央へクロス。これを受けたFW湯山大輔(1年)がゴールを奪いリードを広げると、そのまま前半を折り返す。

【次のページ】 3回戦 静清 vs 藤枝東(2)

▽令和4年度静岡新人戦(新人選手権大会)
令和4年度静岡新人戦(新人選手権大会)