浜名 vs 静岡学園

 後半に入ると強度を上げてくる静岡学園。42分にはFW神田がゴール前でシュートを放つも、浜名はGK平出が片手で弾くと、こぼれ球をディフェンス陣が懸命にクリアしゴールを死守。

 その後も静岡学園はFW神田やFW8志賀小政(2年)、MF10高田優(2年)らが再三浜名ゴールに迫ると、選手交代のカードを切りながら得点を奪いにかかる。

 浜名は前半2本に抑えたシュートを後半は7本打たれるも、GK平出やDF3細見和志(2年)らディフェンス陣がハードワークを見せ静岡学園にゴールを許さない。

 静岡学園は終了間際、FW志賀がゴールやや左からシュートを放つもののボールは枠を捉えられない。すると間もなく試合終了のホイッスル。静岡学園相手に一歩も引かず、最後まで集中力を切らさず戦った浜名が1-0で勝利し、2004年以来19年ぶりの新人戦優勝を飾った。

(文・写真=風間久志)

▽令和4年度静岡新人戦(新人選手権大会)
令和4年度静岡新人戦(新人選手権大会)