決勝ゴールを決めたMF喜安康生(写真=寺田弘幸)
前半を何とか0-0で折り返した愛媛U-18は、ハーフタイムに修正を図っていく。北内耕成監督は試合後にこう振り返った。
「守備がハマらず、ずるずると行っていたので、前半の途中から立ち位置を変えましたけど、ハーフタイムにそれを全員で共有した。どのタイミングで誰がどうするのか。スイッチが入ったら全体で行くよってことを共有して、後半はみんなでそれをやるって覚悟をもってやれた」
後半も立ち上がりは長崎U-18が攻勢だったが、シュートがポストやバーにも弾かれて得点が奪えない。愛媛U-18が我慢強く試合を進めていく中で、途中出場の喜安康生が大仕事をやってのけた。
出場して4分後のCKで喜安が得点を挙げて76分に愛媛U-18が先制し、北内監督は「守備のところでボールを奪って自分たちの時間を増やしたい。それでハードワークできる康生を入れたんです。点を取ってくれたのは、うれしい想定外でした」と北内監督は笑みを浮かべた。
▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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