愛媛FC U-18が初戦突破(写真＝寺田弘幸)

　高校サッカー界の最高峰であるプレミアリーグで戦う権利をかけた戦いが9日に広島で行われた。1回戦をエディオンスタジアム広島で戦ったのは、共に昨年にプレーオフで敗れてプレミアリーグ参入がならなかったチーム同士。高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 四国を無敗のまま優勝した愛媛FC U-18と高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 九州で2位に入ったV・ファーレン長崎U-18がぶつかった。

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　立ち上がりからボールを保持して試合を進めたのは長崎U-18だった。10番の安部大晴が中心になってパスを散らしていき、菊池陸斗と七牟禮蒼杜の2トップが愛媛U-18のゴールに向かっていく。

　13分には七牟禮が左サイドのスペースに流れてクロスを入れて、逆サイドに走りこんだ飛大山晃生がシュートを放った。このシュートは枠を捉えなかったが、その後も長崎U-18が攻め続けた。41分には安部が左足を振り抜いて際どいミドルシュートを放ち、42分には8番の髙木獅道が中央からドリブルで持ち上がって決定機を作るも、七牟禮のシュートはゴールマウスを逸れていった。