開智 vs 秀明英光
後半に入ると、さらに強度を上げていく秀明英光。43分、CKのチャンスを作ると、DF石井のプレースキックからゴール前で混戦を生む。これを押し込むも開智GK張が体を張ってセーブし、ゴールを許さない。
なおも攻める秀明英光は55分、MF7萩原悠真(1年)がゴール前でボールを持つと、開智ディフェンス陣をかわしてシュート。これがネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。
さらに秀明英光は58分、ゴール前でボールを受けたFW11榎本匠(2年)がシュート。これは開智ディフェンス陣のシュートブロックにあうものの、直後の59分、またもMF萩原がネットを揺らし、勝ち越し点を奪う。
なんとか追い付きたい開智は73分、FKの好機を作るとゴール前へボールを送る。混戦から最後はMF7武笠斗和(2年)がシュートを放つものの、ボールは枠を捉えられない。
ピンチを凌いだ秀明英光は76分、右サイドからのクロスを受けたMF荻原がフリーの状態でシュート。ボールをネットへと突き刺し、荻原はハットトリックを達成。リードを2点に広げた秀明栄光はその後も開智に得点を許さず試合終了。MF萩原が活躍を見せた秀明英光が逆転で開智を下し、2回戦へと駒を進めた。
(文・写真=風間久志)
▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)