一方で押し込まれていた大宮北だが、前半15分、CKのピンチを凌ぐと一気のカウンターで国際学院ゴールに迫る。パス3本で瞬く間にGKと1対1の状況を作り出し、FW11田中陵雅(2年)がこれを冷静に決めて先制点を奪取した。

 しかし先制点を献上した国際学院は、焦ることなく相手を押し込んでいく。

 すると前半30分、国際学院はPKを獲得するとキッカーのキャプテンDF4内田康哉(2年)が確実に決めて同点に持ち込んだ。

 さらに前半39分には、右サイドからのクロスをMF10田口凪琉(2年)が折り返すと、MF9大家颯太朗(2年)がヘディングで押し込み追加点。その直後の前半40分にも大家が豪快にダイビングヘッドを決めて、前半のうちに逆転に成功した国際学院が3-1で試合を折り返した。

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▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)