東京成徳大深谷ベンチ(写真=河野正)

 1回戦でライバルでもある主将の秋本がゴールを挙げたが、平井は無得点に終わったとあり「きのう秋本が決めたから、今日は絶対に得点してやろうと思っていました」と満面の笑みで喜びを表した。

 後半もそれほど多くの決定的なチャンスを作れずにいたが、24分に決勝ゴールが生まれる。平井が中央からドリブルで持ち込んで秋本にパス。続いて球を預かったMF田中優成(2年)のクロスをDFがクリアミスし、このボールを素早く拾った秋本がゴール左に2試合連続得点を蹴り込んだ。

 立教新座は左SB清水、トップ下のMF名倉悠翔(1年)をそれぞれ1列前に上げるなどして戦況の打開を図った。そうして35分、見山の蹴った左CKがオウンゴールを誘って1点を返したが、反撃もここまでだった。

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▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
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