武南 vs 武蔵越生

 後半に入っても武南の勢いは変わらない。44分、45分とチャンスを作ると、51分、武南は右サイドからのクロスにFW11髙橋俊祐(2年)が合わせネットを揺らし、リードを3点に広げる。

 なんとか得点を奪いたい武蔵越生は選手を交代しながらFW大沢らがゴールを奪いにかかるも、DF3小金井遥斗(2年)やDF5齋藤瑛斗(2年)を中心とした武南ディフェンス陣を崩し切ることができない。

 逆に武南は75分、MF髙橋秀太がダメ押しとも言える4点目を挙げると、その後も武蔵越生に決定機を作らせずタイムアップの笛。4-0で武蔵越生を下した武南が、12年ぶりの埼玉新人戦優勝を飾った。

(文・写真=風間久志)

▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)