鴻巣のGK深井頼明も奮闘を見せた(写真=多田哲平)

 そんな悩めるチームを救ったのは、右サイドハーフの俊足アタッカーFW11粂原寛太(2年)だった。

 67分、右サイドでロングパスを受けると、ループでネットを揺らして、ついに待望の先制点をもたらす。さらに69分にはMF8岡村珀(2年)からのパスを預かりすかさずシュートを突き刺してリードを広げる。

 そして極めつけは74分。右サイドをドリブルで打開すると、ゴールに流し込んでハットトリック。見事なゴールショーでチームの嫌な雰囲気を吹き飛ばしてみせた。

 苦しみながらも粂原の活躍で勝利した早大本庄は、準々決勝で東農大三と対戦する。

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▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
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