鹿児島城西 vs 福大若葉
1-0で迎えた後半。福大若葉がシステムを3-4-2-1に変更して攻勢を仕掛けてきたが、相手の策に惑わされずに試合を進めていく。5分にはMF芹生海翔(2年)が右足でシュートを放つと、8分にも芹生がゴールを狙う。
アグレッシブに攻め続けると、12分には芹生のラストパスからMF山下慶人(2年)が左足を振り抜く。惜しくもゴールには結びつかなかったが、その後もテンポの良い攻撃で相手を押し込んでいく。
55分に福大若葉が再びシステムを変更し、4-3-3へ移行して攻勢を強める。だが、守備陣も即座に対応して、粘り強い守りで相手にシュートを撃たせない。攻守で落ち着いた試合運びを見せた鹿児島城西はリードを最後まで守り切り、勝点3を掴んで幸先の良いスタートを切った。
(文=松尾祐希)
▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会