東福岡 vs 大分鶴崎(写真=松尾祐希)

 1戦目から5名のメンバーを入れ替えて挑むと、トップ下の榊原寛太(2年)とアンカーの主将・西田頼(2年)を軸にゲームを組み立てつつ、MF吉岡拓海(2年)、竹下悠(2年)の両翼が個人技を生かした仕掛けでサイドを攻略。深く抉ってクロスを入れるなど、ワンサイドゲームの様相で相手を押し込んだ。

 しかし、ゴール前の精度を欠いて、シュートに持ち込めない。攻めあぐねる展開になると、前半終了間際の29分に一瞬の隙を突かれてしまう。不用意にゴール前でファウルを犯すと、MF大川万葉(2年)に鮮やかな直接FKを決められ、まさかの先制点を許した。

 0-1で折り返した東福岡は後半開始からMF落合琉鴻(2年)とFW野田昂希(2年)を下げ、MF對馬陸人(2年)、FW阿部来紀(2年)を投入。對馬を右サイドに置き、竹下を左サイドへ配置。吉岡をサイドから中央に配置し、ビハインドを覆すべく後半に臨んだ。

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▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会