東福岡 vs 大分鶴崎(写真=松尾祐希)

 前半同様にサイドから仕掛け、コンビネーションや個人技を活かしてゴールに迫る。だが、決定機を作るまでには至らず、最後のパスがなかなか合わない。押し込む時間が続くなか、またしても一瞬の隙を突かれてしまう。11分に自陣でパスを奪われると、志賀杏陸(2年)にロングシュートを決められてしまったのだ。

 いよいよ後がなくなった東福岡はさらに猛攻を仕掛け、ロングボールやロングスローを軸になりふり構わずに攻撃を仕掛ける。だが、時計の針は容赦なく進み、焦りの色が濃くなっていく。最後までゴールをこじ開けられなかった東福岡は敗戦。2戦終わって1分1敗の状態で、19日に行われる日章学園(宮崎1)との第3戦に挑むことになった。

(文・写真=松尾祐希)

▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会