
鹿児島城西 vs 長崎総科大附(写真=松尾祐希)
中盤でボールを刈り取ると、素早く攻撃に移行し、手数を掛けずにゴール前まで運んでフィニッシュへ持ち込んだ。14分にはFKを獲得し、チャンスを得る。CB横山輝人(2年)がゴール前へボールを入れると、CB内田輝空(2年)がバックヘッドで合わせてネットを揺らした。直後の16分には芹生からスルーパスを受けたMF中村玲音(2年)が最終ラインの裏に抜け出し、GKとの1対1を制して一気にリードを広げた。
効率よく得点を重ねていくと、24分にも中村がミドルシュートをねじ込んで3点差。わずか10分で3点を奪い、試合の展開を決定的なモノにした。
後半に入っても鹿児島城西がペースを握る。運動量で相手を上回り、相手に自由な状態でボールを持たせない。サイドを突破される場面も幾度かあったが、粘り強い守備で跳ね返して得点を許さない。
▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会