「後半はチームで連動してボールを奪いに行くことができた」と振り返ったのは昌平の日野口廉コーチ。神村学園のビルドアップに対し連動した守備で引っ掛けることで、後半は一方的にゲームを支配した。

 あとは日野口コーチが「昨日も今日も入りでバタついて、流れを持っていかれてしまったのは自分たちの弱さ」と課題を口にした通り、自分たちのペースに持っていけさえすればゴールを奪うことが出来るチームだけに、この試合の後半に見せた守備が一試合通して出来るかどうかが今後のカギになりそうだ。

 2022シーズンのプレミアEASTを制した川崎フロンターレU-18の様に、昇格一年目から快進撃をみせれるか。2023シーズンの昌平には大いに期待できる。そんな昌平の優勝劇となった。

 (文・写真=会田健司)

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