2トップはFW9小林俊瑛(大津)とFW13古田和之介(履正社)が並んだ。前橋育英は5人が先発。また卒業式に出席するために一時帰省している選手もいた。

 日本高校選抜は序盤から丁寧にパスをつなぎながら攻め手を探っていったが、東海選抜の出足の早いプレスに苦しみ、敵陣深くになかなか進入できずにいた。

 一方でボールを奪われれば、東海選抜のパワーとスピードのある2トップをターゲットとしたシンプルなカウンターを受ける。

 すると16分、MF11前田翔茉(常葉大学)のスルーパスに抜け出したMF14山村琉偉(名古屋学院大学)に先制点を許す。GK上林の果敢な飛び出しも巧みにかわされ、ネットを揺らされた。

【次のページ】 第2節 日本高校選抜 vs 東海選抜(3)

▽第37回デンソーカップチャレンジサッカー
第37回デンソーカップチャレンジサッカー