ゴールを決めるなど光るプレーを見せた横浜F・マリノスユースMF望月耕平(写真=矢島公彦)
後半に入ると、まずチャンスを作ったのは日本高校サッカー選抜。45分、左サイドからのクロスにFW小湊が頭で合わせるもゴールは奪えず。53分にはMF小池がミドルシュートを狙うも、ボールは枠を捉えることができない。
その後は選手交代のカードを切りながら得点を狙う両チーム。すると60分、横浜F・マリノスユースは途中出場のFW吉沢実頼が右サイドからファーサイドへクロスを送ると、途中出場のMF上西遥喜がヘディングで合わせ勝ち越し点を奪う。
リードを許す形となった日本高校サッカー選抜は70分、途中出場のFW塩貝健人(國學院久我山)が高い位置からプレスをかけ相手ボールを奪うと自ら運びシュートを狙うものの、横浜F・マリノスユースGK福井がセーブ。
このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、日本高校サッカー選抜はMF徳永が右サイドを攻め上がったMF野頼へロングボールを供給。これを野頼が中に折り返すと、反応したFW塩貝が左足で押し込み土壇場で日本高校サッカー選抜が同点に追い付く。
すると間もなく試合終了のホイッスル。白熱の攻防を繰り広げた横浜F・マリノスユース対日本高校サッカー選抜の一戦は、2-2のドロー決着に終わった。
(写真=矢島公彦、文=風間久志)
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