「燃えろ、赤です!」“赤ユニ”復活の成立学園が選手権出場校対決を制す
成立学園 vs 鹿島学園(写真=石黒登)
全国の強豪20チームが参加する第32回イギョラ杯国際親善ユースサッカーが19日に開幕した。赤羽スポーツの森公園では成立学園(東京)と鹿島学園(茨城)が対戦し、4-0で成立学園が勝利した。
前年度選手権出場校同士の対決は成立学園に軍配が上がった。成立学園は立ち上がりから、前線からのプレスをかけてボールを奪い、ピッチ幅を大きく使った攻撃を見せると前半11分、右SHの大塚亮翔(新3年)のカットインをスイッチに、FW永田晃太(新3年)とのパス交換でエリア内に侵入した10番のMF外山朔也(新3年)のゴールで先制した。
後半は鹿島学園が攻め返す場面もあったが、成立学園は16分に前年度の選手権にも下級生として唯一スタメン出場したMF横地亮太(新3年)主将がミドルシュートを突き刺して加点。27分に途中出場のMF平原健吉(新3年)が決めてリードを広げると、終盤にもセットプレーのカウンターからMF佐藤漣(新3年)が4点目を決めて試合を締めた。
成立学園の山本健二監督は「選手が主体となってプレーしてほしいということで、春時期は選手がミーティングをしながら、自由にできるような形をちょっと取ろうという風に考えてやっている。選手なりに考えながらもやってくれてたんじゃないかな」と話した。
▽第32回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第32回イギョラ杯国際親善ユースサッカー