柳ヶ浦 vs 三重(写真=多田哲平)

 16分には2点目が生まれる。最終ラインのDF11大坪蒼和(新3年)を起点に、右サイドを駆け上がったMF7橋本紘知(新2年)にボールが渡ると、橋本のグラウンダーのクロスからゴール前に入り込んだ郭原が冷静にゴールを撃ち抜き追加点を決めた。

 一度かかった三重のエンジンは簡単には止まらない。22分にはバイタルエリアでボールを持ったMF10森本倫気(新3年)が右足を一閃。鮮やかなシュートをゴール左に突き刺し、三重は早くもリードを3点に広げる。

 さらに柳ヶ浦のMF7池田琉生(新3年)にバー直撃のシュートを浴びた24分のピンチを凌ぐと、26分には4点目を奪取。ペナルティエリアに進入した郭原がGKをかわしてクロスを送ると、森本がこの日2点目を決めた。

 4点のリードを得た迎えた後半、三重は柳ヶ浦の反撃をいなしながら試合を進め、テンポの良いパスワークで試合の主導権を握った。

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