FW町谷が決勝ゴールを決める(写真=会田健司)
スコアレスのまま後半を迎えると、48分に久米田MF6野口玲延(3年)がFKを直接狙いクロスバーを直撃。このピンチを凌いだ鳳は矢野や途中出場のFW20入田耕太朗(2年)が積極的に仕掛け相手を押し込み始める。49分にはFW大林龍瑛(2年)が強烈なミドルシュートを放つもGKの正面に飛んでしまい仕留めきれず。
すると試合も終盤に入ったところで遂に久米田が均衡を破る。57分、野口からパスを受けたFW9町谷優弥(3年)が「試合の前から野口とイメージを共有していた」と右足で先制ゴールを叩き込んだ。
試合時間も残り10分強。両チームの選手たちが死力を尽くし、ゲームはさらに白熱。鳳がCKからスクランブルを作りゴールに迫ると、久米田も町谷がGKと1対1になるなど決定機を作る。しかしどちらもゴールラインを割ることなく試合終了のホイッスル。久米田が熱戦を制し見事に1回戦を突破した。
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選