鳳は応援団の声援を受け死闘を演じた(写真=会田健司)
試合後、惜しくも1回戦敗退となってしまった鳳のキャプテンMF5羽生悠悟(3年)は「焦ってしまって足元にもボールが入らなくて自分たちのサッカーが出来ず、チャンスをあまり作れなかった。ディフェンスは粘るところは粘れていたので、自分たち攻撃陣が点を取れれば・・・」と守備陣が奮闘していただけに、ゴールを奪うことが出来なかったことに肩を落とした。
そして「"行くわ!"とは聞いていたけど、あんなにやってくれるとは思わなかった」と大きな声援で後押ししてくれた野球部を中心とした応援団には「サポートしてくれて力になった」と感謝の言葉を残した。
鳳は3年生がこれで引退。羽生は「自分の思い通りにいかない時や自分がやりたいことを共有できない時はイライラしたりもしたけど、副キャプテンとかが一緒になってやってくれた。しんどい時もあったけど楽しかったです」とここまでを振り返った。
一方、見事に初戦を突破した久米田。決勝ゴールを決めた町谷は「ずっと緊張していて、自分の長所のボールキープがあまりいい形で出来なかった。それでも最終的には点を決められて良かったです」と激闘を振り返った。
そして自チームを「みんな明るくて、個性もあって、最高のチーム」と表現した町谷は「次も勝てるように頑張ります」と2回戦に向けて意気込んだ。
久米田は23日に旭と対戦する。
(文・写真=会田健司)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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