刀根山FW9山本裕哉はハットトリックを達成(写真＝会田健司)

　4月30日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選の2次予選1回戦2日目がJグリーン堺で開催。箕面自由学園vs刀根山は、刀根山が6-2で勝利し2次予選2回戦に進出した。

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　シードの為この試合が初戦となった刀根山と、2回戦で大阪商大高をPK戦で破り勝ち上がってきた箕面自由学園の一戦。

　先手を取ったのは刀根山。8分、右CKを獲得すると、ファーサイドで折り返したボールをFW9山本裕哉(3年)が蹴り込み先制する。しかし箕面自由学園もすぐさま追いつく。9分、この試合1トップに入ったFW9酒井琉(2年)の同点弾が決まり試合は振り出しに。

　同点に追いつかれた刀根山はその後のピンチをDF陣が凌ぐと、ボールを落ち着かせペースを握る。すると26分、右からのクロスがこぼれたところを山本がボレーで突き刺し勝ち越しに成功。30分にはビルドアップで左右を揺さぶり右サイドをDF14松下侑叶(2年)が仕掛けクロス。これをファーサイドでMF19尾坂頼斗(2年)が折り返すと、相手DFに当たりゴールに吸い込まれた。

　完全に主導権を掴んだ刀根山は33分にもDF3古川晴歩(3年)が追加点を決め、4-1とリードを3点に広げハーフタイムを迎えた。