インハイ予選の初戦に挑んだ興國は汎愛を寄せ付けず5発快勝

インハイ予選の初戦に挑んだ興國イレブン(写真=会田健司)

 5月21日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の中央トーナメント1回戦全試合がJグリーン堺で開催。興國vs汎愛は、興國が5-0で勝利し中央トーナメント2回戦に進出した。

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 シードの為この試合が初戦となったプリンス関西1部の興國と、1次予選2回戦から3試合勝ち抜いてきた大阪3部リーグの汎愛が対戦。

 汎愛は豊富な運動量を活かした前線からのプレッシングで相手の自由を奪い押し込むのが特徴のチーム。しかし、この日は相手が興國という事もあって、1トップを採用。チームの要で長身のキャプテンMF伊藤希(3年)を通常のボランチではなくCBに配置しブロックを敷いた。

 序盤からボールを支配し押し込んだ興國は13分、左サイドからマークを外しながら中央でボールを収めたMF10宮原勇太(3年)が右に展開すると、DF2西岡隼平(3年)からのクロスにファーサイドでMF8國武勇斗(3年)が合わせ先制する。

 汎愛もボランチに入ったMF10中田陽輝(3年)が何とかボールをキープするも、重心が後ろに偏っている分フォローが間に合わず孤立してしまう。それでも粘り強く相手の攻撃を跳ね返し、前半を1失点で終えた。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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