履正社イレブン(写真=会田健司)

 序盤から両チームが攻め合う展開。3分に金光大阪が左からのクロスで決定機を迎えると、FW11上田琥太郎(3年)のヘディングシュートはわずかに左。4分には履正社、バイタルエリアからFW9河野朔也(3年)が積極的にミドルを狙うとゴールマウス左上隅を突いたシュートをGK12二宮智輝(2年)がファインセーブ。

 その後も互いに攻撃を繰り出す中でより決定機を多く作っていた金光大阪が先にスコアを動かす。30分、FW10太田陸斗(3年)のスルーパスで中央左を抜け出したMF7北村涼太朗(3年)がGKを外にかわすと、難しい角度から左足でシュートを流し込んだ。先制した金光大阪はさらにアディショナルタイム、右サイドから太田が内側を駆け上がったMF9岡田涼馬(3年)に斜めのスルーパスを通すと、岡田のクロスにゴール前でフリーになったFW上田琥太郎(3年)が頭で合わせネットに突き刺した。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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