横浜F・マリノスユース vs FC東京U-18(写真=佐藤亮太)

 後半に入っても横浜F・マリノスユースペース。64分、MF17飯村太基の右サイドからのクロスに中央MF7白須健斗が決め、逆転。残り時間、追いつきたいFC東京U-18とオープンな展開となったが、守り切った横浜F・マリノスユースが2-1で競り勝ち、3試合ぶりの勝利。一方、敗れたFC東京U-18は3連勝とはならなかった。

 終了のホイッスルが鳴ったとき、横浜F・マリノスユースイレブンには喜びより安堵の表情が多く見られた。それもそのはず、昨季プレミアリーグ2位がやっとのことで今季2勝目をあげたからだ。

 横浜F・マリノスユースといえば、相手にボールを持たせながらも、実際は試合をしっかりコントロールするチーム。攻撃的守備からの速い攻めが定石だ。しかし今季はどうも違った。開幕の旭川実業戦では試合巧者ぶりの見る影もなく、一方的に押し込まれ、2-0で敗れた。

 前節5試合までの戦績は1勝1分3敗。得点2、失点6と全くらしくなかった。その理由はなにか?そこには新チームなりの難しさがあった。

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