同点弾を喜ぶ横浜FCユース

　そんな中、試合の均衡を破ったのはヴィッセル神戸U-18。63分、FW48渡辺隼斗がネットを揺らし、先制点の奪取に成功した。

　先にゴールを許す形となった横浜FCユースも反撃。74分、素早いカウンターからFW23庄司啓太郎がシュートを打つも、ボールは惜しくも枠外へと逸れてしまう。

　なおも攻勢を強める横浜FCユースは、87分、MF19笹歩睦がエリア中央付近のこぼれ球を拾うと、ダイレクトで豪快に足を振り抜く。気持ちのこもったシュートはネットに刺さり、横浜FCユースが終了間際に試合を振り出しに戻す。

　その後も必死にゴールを狙い激しい攻防を繰り広げる両チーム。しかし互いに得点を奪うことはできず、試合は1-1のまま終了。初戦は勝ち点1を分け合う形となった。