一方で今年度から1部に昇格してきた健大高崎もしっかりとブロックを組みながらハイプレスで応戦し、ボールを奪えば、左サイドのMF8萩原咲空(3年)と右サイドのMF10渡辺聡馬(3年)を経由して素早いコンビネーションで崩しにかかる。

 それでも先手を取ったのは帝京。21分、ダイナミックなロングフィードから右サイドを駆け上がったDF21大舘琉史朗(2年)にボールが渡ると、そこからボールを預かったMF17樋口晴磨(3年)が鋭くカットインして左足を強振。強烈なシュートをゴール右隅に突き刺した。

 さらに50分、左サイドを抜けたDF3今井大地(3年)からのクロスに合わせて再び樋口がダイレクトでゴールを射抜いた。後半開始早々に帝京がリードを2点に広げた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 関東1部
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