倒れ込みながら先制ゴールを決めたMF19森田将光(写真=会田健司)

 序盤は動きに硬さの見えるG大阪ユースに対し、フィジカルで勝る近大附が押し気味にゲームを進めながらゴールを目指す。近大附は長身のFW9上田泰地(3年)と機動力のFW8原田翔真(3年)の2トップ。後ろは3枚でワイドに両SHが幅を取り、相手を広げた上で中盤のスペースをMF10高下麻実(3年)が上手く使って攻撃を展開。

 まずは6分と11分に上田が左足でゴールを狙うと、33分にはボックス左のポケットに侵入した高下からのマイナスの折り返しに走り込んだMF11高畑宗希(2年)がフィニッシュ。37分にはデザインされたCKも使い、ショートコーナーに一枚がスルーをして角度を付けてから、高下のクロスにDF3山口翔海(3年)が頭で合わせる。しかし、近大附はいずれのチャンスも活かすことが出来ず、スコアレスで前半を終える。

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