阪南大高イレブン(写真=会田健司)

 15分、MF10皿良立輝(3年)が右から左の裏を狙い送ったボールが途中でDFにカットされるも、このこぼれを拾ったMF20西川宙希(2年)がハーフボレーで左足を一閃。このシュートが見事にゴール右隅に突き刺さった。しかし阪南大高もすぐさま反撃。18分、前線からのプレッシャーでボールを奪うことに成功すると、池久保のGKを外す横パスを受けたFW11植山蓮太(3年)が難なく流し込み、試合を振り出しに戻す。

 ミスから同点に追いつかれてしまったセレッソ大阪U-18だったが、それでもやることはブレない。DFラインからのビルドアップに木實と皿良が絡みプレスを回避。これでペースを握り始めると30分、素早くパスを繋ぎ左から右に展開すると、DF4平山大河(1年)が上げたクロスに「大河と目が合ったので、出してくれると信じて走り込んだらベストなところに来たので当てるだけでした」ゴール前に飛び込んだ皿良が頭で合わせ勝ち越しゴール。

 セレッソ大阪U-18はGK1青谷壮真(3年)のファインセーブもあり、1点リードのまま後半を迎えると、66分に途中出場のFW14鈴木聡太(3年)からのボールを西川が沈めて3点目をゲット。2戦連続2得点となった西川のゴールでリードを広げたセレッソ大阪U-18がそのまま逃げ切りに成功。連勝同士の一戦を制し開幕からの連勝を3に伸ばした。

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