四国学院大学香川西 vs 大手前高松の香川県勢対決はドロー
四国学院大学香川西 vs 大手前高松(写真=森田将義)
8日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2023四国が開幕した。四学大香川西(香川)と大手前高松(香川)の同県対決は、1-1の引き分けとなった。
「相手は同じ香川県のチーム。インターハイに向けてもそうですし、同じ高校生が相手なので負けられないと思っていました」。香川西のGK1阿久津凱利(2年)が発した言葉通り、互いの意地が感じられる試合展開となった。序盤にリズムを作ったのは、香川西。前半9分にはサイドチェンジから右サイドのMF9森川海人(2年)が縦を突破し、ゴール前にパスを送るなど中盤からの展開力を活かし、大手前高松のエリアへと侵入していく。
守備では11分にMF10増田凌(3年)のスルーパスから、FW11西田伊織(2年)にDF裏をとられる場面もあったが、「得意プレーは1対1。相手の11番は速かったので、ワンタッチ目で顔を上げられたら厳しいと思い、受けた瞬間に詰めようと考えていました」と阿久津が冷静に対処し、失点を与えない。すると、21分にはMF6内山凛人(2年)のパスから、DF2大西風羽(3年)が左サイドをオーバーラップ。中に入れたボールをFW10玉田滉喜(2年)がボレーで合わせた。
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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 四国
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