選手権出場校同士の激突

 対する大手前高松は、GKは12西尾壮人(2年)。4バックは右から8東山諒大(3年)、15飯田旅人(2年)、3正木舜(2年)、2林勇仁(2年)。中盤はアンカーに7洲脇海輝(2年)を置き、その前に右から10増田凌(3年)、19大谷海聖(2年)、11西田伊織(2年)、キャプテンマークを巻いた9山村音喜(3年)の4枚。ワントップには27橋本翔希(2年)。両チームとも大学受験などで主力数選手を欠いたものの、それ以外はほぼベストメンバーの布陣となった。

 

 選手権を見据える上でも興味深い一戦は前半から両チームの特長がよく表現された好ゲームとなる。今治東が大荒の突破力を活かしつつ、前線からのプレッシングも用いて15分には髙瀨、41分には大荒が際どいシュートを放てば、大手前高松は「ビルドアップしながらどこかで前線に刺す」(川上暢之監督)コンセプトを多彩な動きで体現。特に林、西田の左サイドはたびたびインサイドでのビルドアップに参加し、26、41分の増田による決定機を演出した。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 四国
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