まずは10分、ロングスローとCKで相手を押し込んだ青森山田は、右CKからこぼれたところをMF11米谷壮史が右足で蹴り込み先制すると、30分には相手のゴールキックからの繋ぎをカットしたMF10芝田玲がそのまま流し込み追加点。さらに36分には左サイドのDF4山本虎が逆サイドに展開したロングボールを受けたMF14杉本英誉が、カットインから左足でニアに突き刺し3点目。40分にも右からのクロスをMF8川原良介が頭で沈め、青森山田が4-0でハーフタイムを迎える。
47分にロングスローから山本が5点目を決めた青森山田だったが、ここからペースは東福岡へ。相手陣内でボールを回せるようになった東福岡は流れるような攻撃を展開すると、58分にFW29森山大翔が切れ味鋭いドリブル突破から右足でネットを揺らし1点を返す。
ここから東福岡の反撃が始まるかと思われたが、逆に青森山田が63分に米谷が右からのクロスをボレーで叩き込むと、71分には相手DFからボールを奪ったMF22別府育真がそのまま流し込み7点目。最後まで攻撃の手を緩めなかった青森山田が7-1で東福岡に大勝した。
(文・写真=会田健司)
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