前半は一進一退の展開。27分、鳥栖U-18は右サイドを突破し中に切れ込んだDF2赤崎陵治郎が倒れ込みながらDFより先に触ろうと足を伸ばしたプレーで負傷してしまう。治療により一人少ない状況でCKを獲得した鳥栖U-18は赤崎に代わってMF15山口元幹を投入する。しかし、そのCKが弾かれるとバックパスを受けたGK1小池朝陽が蹴りだしたボールがチェイスしていたFW9中村太一に当たってしまいゴール方向に転がる。小池が反転し追いかけるも、ボールがゴールに吸い込まれ前橋育英に先制点が入る。

 1点ビハインドで後半を迎えた鳥栖U-18は押し気味に試合を進めると、FW10堺屋佳介とMF11増崎康清を投入しさらに攻勢にでる。そして36分、左サイドでスローインを獲得したところでDF5北島郁哉を投入。その北島がロングスローを入れると、MF19池末徹平がニアで逸らしたところを堺屋が押し込み同点に追いつく。

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