さらに勝ち越しを狙い猛攻を見せる鳥栖U-18。38分には左サイドの北島からのクロスを中で合わせゴールに流し込むもオフサイドの判定で取り消しに。その後も左サイドの北島を軸に攻め続けた鳥栖U-18だったが勝ち越しゴールを奪えないまま後半終了のホイッスル。

　鳥栖U-18はPK戦を6-5で制したが、勝ち点0.5差で福大若葉に交わされ予選リーグを2位で終えた。一方の前橋育英は勝ち点4でグループ3位となった。

　ゲーム後、この試合の指揮を執った日高拓磨コーチは「昨日も同じようなゲームで、引いた相手を崩せないところが課題なので、そこに取り組んでいきたい。それでも新一年生も頑張っていましたし、これだけ新一年生を出せたのは収穫です。交代で入った選手たちは間違いなくパワーを出せる選手たちなので、そこで2点取り切る力を付けないといけないですね」とコメントした。

　(文・写真＝会田健司)