(写真=佐藤亮太)

 後半も熊本ユースのペース。1点目を挙げたMF17古閑が躍動。3、4、13分と左サイドから力強いドリブルで進入し、立て続けにシュートを打てば、前線、ポストプレーで攻撃の起点になる。

 さらにCKのキッカーを務める万能ぶりを見せ、後半15分でベンチに退いた。その後も熊本ユースが帝京長岡を押し込み、CKでチャンスを演出した。

 試合は前半2点を決めた熊本ユースが帝京長岡に2-0の完封勝利をおさめた。

 雨。ピッチコンディション不良となれば、試合の趨勢はフィジカル勝負。あえてつながず、一気に前線にロングボール。そのセカンドボールを、いかに身体を張って、あるいは人数をかけて拾い、いかにつなげるか。その点で熊本ユースに分があったようだ。

 「もう少し、自陣からボールを動かしたかった」と振り返る熊本ユース岡本賢明監督は「難しい試合だったが2点取れたことは大きく評価できる」とし「きょうのようなゲームでも最終ラインが頑張ってくれたのは新たな発見」と収穫を語った。

 その熊本ユースの最終ラインのひとり、今回、キャプテンマークを巻いたDF5深江大志郎は相手のロングボールをことごとく跳ね返し、空中戦を制した。

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▽第28回船橋招待U-18サッカー大会
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