中断となった前半35分時点のスコアは2-1。3分に成徳深谷がキッカー2人が相手を惑わすトリックCKからMF6福島叶都(3年)のゴールで先制すると、10分に相手MF7大河内陽友(3年)にCKを直接ゴールに決められて同点とされる。それでも34分に、左サイドからカットインした福島のゴール右隅を撃ち抜く鮮やかなミドルシュートで再び突き放していた。

 日をまたいで迎えた再開後、ペースを握ったのは成徳深谷だった。市立浦和の陣内にハイボールをしきりに送って相手を押し込んでいく。

 DF8鈴木嵐(3年)のロングスローや、FW11秋本光瑛(3年)とFW15平井心瑛(3年)の2トップの抜け出しを活かしながら市立浦和ゴールに迫った。

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▽令和5年度関東高校サッカー大会埼玉予選
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