ゴールを奪い喜ぶ埼玉平成の選手たち

　4月22日、令和5年関東高校サッカー大会埼玉予選準々決勝が行われ花咲徳栄と埼玉平成が対戦した。

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　試合は埼玉平成のキックオフで開始されると、立ち上がりは一進一退の攻防を見せる展開。しかし徐々にペースを握る埼玉平成が先にいい形を作る。前半7分、左サイドからのクロスに合わせMF10大久保夢牙(3年)がシュートを放つも、これはオフサイドの判定。同8分にはDF21佐藤快が左サイドを攻め上がりミドルシュートを打ち込むも、花咲徳栄GK1絹真那斗(3年)がセーブ。

　花咲徳栄も直後に反撃。前半9分、FW11西尾優輝(2年)が埼玉平成ゴールに迫りセットプレーの好機を演出すると、同15分にはMF8大山輝(2年)のプレースキックからゴールを狙っていく。

　その後は埼玉平成がボールを保持。MF25三木響介(3年)の精度の高いパスを起点に再三チャンスを作るも、花咲徳栄はDF3大川龍晟(3年)を中心としたディフェンス陣がハードワークし得点を許さず、前半をスコアレスで折り返す。

　後半に入ってもチャンスシーンを作りだしていくのは埼玉平成。後半2分、MF8佐藤快琉(2年)がドリブルで突破しシュート。しかし花咲徳栄GK絹がこれをファインセーブ。直後の同3分にはゴール前でボールを持ったFW納谷嵩(3年)がフリーでシュート。しかしボールは惜しくもバーを越えてしまう。