八戸学院野辺地西は、最近の全国高校選手権青森県予選で5年続けて決勝に進出しながら、全国区の強豪・青森山田の高く厚い壁にはね返されてきた。

 しかし4月で指揮を執って20年目を迎える三上晃監督は、「青森山田と勝負できるようになったのはチームにとって大きい。絶対王者の存在をポジティブに考え、強い相手がいることで自分たちも強くなれます。小粒なチームですが、全員攻撃全員守備ができる」と述べた。今大会前には前橋育英や東京ヴェルディユースなどとも対戦。「レッズさんといい、素晴らしいチームと対戦できることに感謝したい」と語り、「高校生ですからサッカーを通じて人間教育にも力を入れています」と前日は歴史を学ぶため、靖国神社へ参拝したそうだ。

【次のページ】 予選リーグ 野辺地西 vs 浦和レッドダイヤモンズユース(4)

▽第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバル