それでも修徳は丁寧にボールをつなぎながら次第に主導権を握り返す。とりわけMF6小俣匠摩(3年)の展開力、FW10田島慎之佑(3年)の突破力、FW9ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(3年)のフィジカルは相手の脅威となった。
前半をスコアレスで終えた修徳だったが、この名門が貫録を見せつけたのは後半だ。
中盤での寄せでボールを奪うと畳み掛けるように分厚いアタックを繰り出していく。すると45分、右サイドからのクロスにMF13牧村光世(3年)が頭で合わせて先制ゴールをもたらす。
さらに49分には、左サイドのクロスからンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄の頭での折り返しをDF2高橋夏輝(3年)が押し込んで追加点。修徳がリードを広げた。
▽令和5年関東高校サッカー大会東京予選
令和5年関東高校サッカー大会東京予選