早稲田実業 vs 多摩大目黒
後半に入っても緊張感ある攻防を繰り広げる両チーム。先に決定機を作ったのは早稲田実業。後半7分、FW久米遥太が左サイドをドリブルで突破。中にパスを送るも惜しくもフィニッシュにはつながらない。
多摩大目黒は後半38分、MF石井がドリブルで運び強烈なシュートを放つも、早稲田実業GK高村裕が好セーブを見せゴールならず。試合は延長戦へと突入する。
延長前半もスコアは動かず迎えた延長後半1分、早稲田実業はペナルティエリア内でのファウルによりPKを獲得すると、これをMF戸祭博登がキッチリと決め、ついにスコアを動かす。
さらに早稲田実業は終了間際にもFW久米がゴールを奪いリードを2点に広げると、間もなくホイッスルが吹かれ試合終了。攻守の切り替えが早い引き締まったゲームを早稲田実業が制し、2回戦進出を決めた。
(文・写真=風間久志)
▽令和5年関東高校サッカー大会東京予選
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