試合が動いたのは後半。オープンな展開となり、球際のデュエルで勝る修徳が次第に押し始める。

 最初の決定機は45分。右サイドを抜け出したMF6小俣匠摩(3年)のクロスに合わせて走り込んでいたFW10田島慎之佑(3年)がシュートを放つ。これはゴール右にわずがに外れた。

 しかし51分に成立学園のカウンターを防ぐと、その4分後の55分。小俣が蹴った左CKからFW9ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(3年)がヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。修徳が待望の先制ゴールを奪った。

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▽令和5年関東高校サッカー大会東京予選
令和5年関東高校サッカー大会東京予選