成立学園 vs 修徳(写真=多田哲平)
さらに59分、左サイドを持ち上がった田島のクロスからファーサイドに走り込んでいた小俣が追加点をゲットする。
リードを広げた修徳はその後、成立学園に反撃を受けながらも、カバーリングが光るDF5山口春汰(3年)と空中戦で存在感を発揮するDF3富樫匠(3年)のCBコンビを中心に、これをはね返した。
そして終了間際の80+2分には、小俣が入れた右CKからMF8橋本勇輝(3年)がヘディングでダメ押しの3点目。小俣は1得点・2アシストで全ゴールに絡んでみせた。
力強さを見せつけて難敵を見事に破った修徳は準決勝へ。駒澤大学高等学校と関東大会の切符をかけて戦う。
一方で成立学園はMF6横地亮太(3年)を中心に緩急を巧みに使ったパスワークで打開を図ったが、なかなか修徳の堅守をこじ開けられなかった。それでも51分に鋭いカウンターからMF7佐藤漣(3年)がゴールに迫るなど見せ場は作った。
(文・写真=多田哲平)
▽令和5年関東高校サッカー大会東京予選
令和5年関東高校サッカー大会東京予選