東海大高輪台のDF生駒匡悟は攻守で奮闘(写真=多田哲平)

 PK戦では後攻の東海大高輪台が2人失敗したのに対し、先攻の実践学園は4人が成功。5人目が蹴らずして実践学園の勝利が確定。決勝進出とともに2年ぶりの関東大会への切符を手にした。

 今季から実践学園を率いる内田尊久監督は開口一番「疲れました」と吐露。「魂のぶつかり合いでした。高輪台さんの守備を崩すのは難しかった」と振り返った。

 また「決めるべきとかを決め切れてないというのが、きょうのゲームの1番大きなところ。それをこれから詰めていかなきゃいけない。そして魂を込めてくるチームに失点してしまっているので、そこも修正していかないと」と反省を口にした。

 一方で東海大高輪台も敗れたとはいえ、粘り強さを発揮した。生駒とDF3岡田朋也(3年)のCBコンビの奮闘は光り、MF7吉田蓮(3年)とMF11山本風雅(2年)など中盤のテクニシャンは果敢なドリブルで実践学園の脅威となった。FW20藤本和冴(3年)ら途中出場の選手も持ち味を垣間見せた。

 東海大高輪台の川島純一監督は「やれることはやったし、練習の成果は出してくれた」と選手を称え、「今大会は守備が予想以上に評価できた。攻撃がバージョンアップしてくれば面白くなってくるかなと」と今後の成長に期待を寄せた。

(文・写真=多田哲平)

▽令和5年度関東高校サッカー大会東京予選
令和5年度関東高校サッカー大会東京予選