それでもクーリングブレイク明けから徐々に落ち着きを取り戻すと、前半終了間際の35+6分に先制点をゲット。MF8川原良介(3年)から右サイドでパスを受けたMF10芝田玲(3年)がクロスを上げると、FW11米谷壮史(3年)が頭で逸らした流れからMF14杉本英誉(3年)がアウトサイドで合わせて決めた。

 ただ1点のリードで迎えた後半は、神戸弘陵のテクニカルかつスピーディな攻撃に手を焼いた。右MF11江崎有佑(3年)と左MF10北藤朔(3年)、FW8佐波昂大(3年)らが流動的なコンビネーションで打開してくる神戸弘陵の攻撃は脅威だった。それでもDF4山本虎(3年)とDF5小泉佳絃(3年)というCBがゴール前に固いブロックを築き、これを凌いでいく。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)