J注目の尚志MF安齋悠人は前半だけで2ゴールの活躍(写真=会田健司)

 丸岡も後半アディショナルタイムにこぼれ球を押し込んだFW西村心が意地の一発で1点を返すも、そのまま試合は終了。7-1で勝利した尚志が2回戦に駒を進めた。

 初戦を快勝で突破した尚志の選手層の厚さが目立った一戦となった。この試合はエースFW9網代陽勇(3年)に出場機会がなかったが、それでも攻撃力は落ちず、MF8神田拓人(3年)が巧みに攻撃を操れば、左サイドの白石と安斎のコンビは面白いようにチャンスを作った。

 途中出場の選手たちも負けじと結果を残し、これ以上ないスタートを切った。今大会は"一戦必勝"を掲げて挑んでいる尚志の選手たちの気持ちの強さも感じられる試合となった。

 「最初に殴ろう」(小阪康弘監督)と試合に入った丸岡にとっては、2分に先制されゲームプランが崩れてしまった。7失点と悔しい試合になってしまったが、最後まで諦めずにゴールを目指し、次に繋がるゴール奪った。

(文・写真=会田健司)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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