東邦、FW山端寧生の2発で優勝候補の神村学園を撃破
2ゴール挙げたFW山端寧生(写真=古部亮)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の1回戦が7月29日に行われ、神村学園(鹿児島)と対戦した東邦(愛知)が2-1で勝利を収め2回戦に駒を進めた。
試合序盤は神村学園のペースで試合が進む。U-17アジアカップMVP&得点王のMF14名和田我空(2年)と同じく同メンバーのMF15吉永夢希(3年)らがチャンスメイクしゴールを狙いに行くも、東邦はDF4生駒隆希(3年)、DF10朴勢己(3年)とGK1池田エンヒ(2年)がゴール前をしっかりと守り得点を許さない。良い守備から攻撃に繋げていくと、50mを「6秒1」で走る俊足の持ち主のFW9山端寧生(2年)が縦への突破を強めていく。神村学園DFの縦パスをカットし、自ら仕掛けシュートを放つなど、神村学園に襲い掛かる。そして試合が動いたのは27分。「縦に多く仕掛けていたので、相手は縦を警戒したと思うし、だいぶ中が開いていたので、中に入りシュートを打った」(山端)というカットインから右足を振り抜き先制に成功。そのまま前半を折り返す。
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)